○「塗装職人に必要な資格 その2」

塗装職人に必要な資格その2 


塗装工事に限った事ではありませんが、建設現場で作業をする上では最低限必要な資格があります。

その一つに「安全衛生責任者教育」と言う資格があります。

建設現場において、労働者を指揮監督するものは、資格として「安全衛生責任者教育」を受講する必要がある。資格を有さない者は、原則として指揮監督権限を認められない。

○作業方法の決定及び労働者の配置に関すること(2時間)。
1.作業手順の定め方
2.労働者の適正な配置の方法

○労働者に対する指導又は監督の方法に関すること(2.5時間)。
1.指導及び教育の方法
2.作業中における監督及び指示の方法

○危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関すること(4時間)。
1.危険性又は有害性等の調査の方法
2.危険性又は有害性等の調査の結果に基づき講ずる措置
3.設備、作業等の具体的な改善の方法

○異常時・災害発生時における措置に関すること(1.5時間)。
1.異常時における措置
2.災害発生時における措置

○その他現場監督者として行うべき労働災害防止活動に関すること(2時間)。
1.作業に係る設備及び作業場所の保守管理の方法
2.労働災害防止についての関心の保持及び労働者の創意工夫を引き出す方法


塗装工事を発注する際に、有資格者の配置を確認する事も(受講済証の写し等)、良い業者を見分ける一つの基準になるかもしれません。

2016年09月13日